ウェーブスタイルカーテンとは?美しいヒダをつくる仕組みと施工事例

ウェーブスタイルカーテンの仕組みと施工事例を紹介するアイキャッチ

こんにちは、スタッフの金子です。

しばらくブログから遠ざかっておりましたが、ご来店くださったお客様から「ブログを見て来ました」「このブログのように仕上げてほしい」とお声がけいただくことがあります。本人も忘れているような過去の記事までお読みくださったり、電話やメールで記事の内容についてお問い合わせをいただいたりと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も、少しでも皆様のカーテン選びの参考となり、お悩みの解消につながるよう努めてまいります。

ウェーブスタイルカーテンとは?フラットカーテンとの違い

今回は、最近特に人気のある商品のひとつ、ウェーブスタイルカーテンをご紹介します。

ウェーブスタイルは、上部のヒダをつままないフラットスタイルの一種です。フラットカーテンは、ボリュームを抑えてすっきり見せたい方に人気があり、大柄の生地を選んだ場合には、柄を美しく見せる効果もあります。

すっきりとした印象のフラットスタイルに対し、ウェーブスタイルは上部のヒダを取らない点は同じですが、もう少し生地をたっぷり使うイメージです。

カーテンのウェーブを均等に出すことで、一定のリズムで生地の凹凸のラインが美しく揃います。生地のボリューム感も感じられ、上質な空間を演出できます。吊り元のヒダ間隔を均一に整えるため、ピッチキープ機能付きのレールを選ぶ方法や、カーテンフックに専用のコードを使用する方法があります。

川崎市多摩区M様邸|掃き出し窓への施工事例

今回ご紹介するのは、川崎市多摩区のM様邸です。SNSでご覧になったウェーブスタイルを大変気に入られ、ご来店くださいました。

施工場所は、心地よい日差しが一日中差し込む、2階リビングの掃き出し窓です。天井からカーテンを吊った施工画像をご覧になり、レールを高い位置に取り付けてほしいとのご希望でした。

施工前の掃き出し窓|川崎市多摩区M様邸

高い位置にカーテンレールを取り付けるための下地確認

カーテンレールは、壁があればどこにでも取り付けられるわけではありません。壁の内部に下地(木材や軽量鉄骨)がある位置へビスを打たないと、後からレールが落下するおそれがあります。

戸建て住宅の場合、通常は窓枠の上約10cmの範囲に下地がありますが、工法によって異なります。天井へ取り付ける場合も、下地の位置によっては施工できないことがあります。

今回は天井に下地がありませんでしたが、天井付近の壁側に下地がありました。そこで、標準のレール取り付け金具ではなく、天井との隙間を抑えられる金具を使用して取り付けました。見た目は、天井に取り付けた場合とほとんど変わらない高さに仕上がっています。

天井際に取り付けたウェーブスタイル用カーテンレール

フジエテキスタイル「ウェーブフォールドカーテン」の仕組み

今回は、フジエテキスタイルのオリジナル仕様<ウェーブフォールドカーテン>で製作しました。次の写真は、カーテンフック部分を裏側から撮影したものです。

ウェーブフォールドカーテンのピッチキープコード

フジエテキスタイルのピッチキープコードは、カーテンフック一つひとつに通します。写真では少し分かりにくいのですが、コードには等間隔で小さな穴が開いており、その穴にフックを通してセットします。

等間隔の穴があるピッチキープコード

カーテンフックへ通したピッチキープコード

ウェーブフォールドカーテンのフックとコードの仕組み

完成したウェーブスタイルカーテンの美しいシルエット

カーテンを吊った状態です。柔らかさの中にも芯のある、美しく流れるようなシルエットが、心地よい空間を演出します。

生地は、フジエテキスタイルの「カンロ」PF1382 BLです。<ウェーブフォールドカーテン>は、生地のヒダ倍率を1.875倍(フック間隔約15cm)と1.5倍(フック間隔約12cm)から選べます。今回は1.5倍で製作しました。

裾は、きれいなウェーブを出すために、2つ折りまたはショートヘム(細めの三つ折り)がおすすめです。

フジエテキスタイルのウェーブスタイルカーテン施工例

均等に整ったウェーブスタイルカーテン上部

ウェーブスタイルカーテンの裾と美しいドレープ

ウェーブをきれいに見せるカーテンレール選び

ウェーブスタイルは、縫製仕様だけでなくカーテンレール選びも重要です。ウェーブをきれいに見せるため、リング部分(ランナー)が360度回転するレールをお選びください。

また、ウェーブスタイルは縫製上、通常のカーテンよりもフックの数が多くなるため、既存のレールではランナーの数が不足することがあります。

ウェーブスタイルカーテンをご検討の方へ

ウェーブスタイルカーテンは、フラットカーテンのすっきりとした印象と、規則正しいウェーブによる上質なボリューム感を両立できるスタイルです。窓の大きさや生地、取り付け下地、レールの仕様によって仕上がりが変わるため、採寸から縫製、施工まで一貫して検討することが大切です。

当店では、複数のウェーブスタイルの実物サンプルや、リング部分が回転するレールのサンプルをご用意しています。ウェーブスタイルをご検討の際は、ぜひご来店のうえ、お気軽にご相談ください。

それではまた。

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更新日:2026年9月21日