カーテン生地のカラーに困ったらボーダー仕様はいかがでしょう？【大人の色遊び・キッズの色遊び】

あんなに暑かった今年の夏も 過ぎてしまうと遠く感じて、
見た目や肌触りにも少し暖かみが欲しくなる季節となってまいりました。

さて、当店でも年度末のお子様の進学等を見据えたお引越しのご相談も増えています。

やはり皆さまおっしゃるのが、
「柄物はよくわからないので、無地のカーテンがいいかな。」
「今までも無地を使ってきたしな。」

そうですよね。
お引越し後のお部屋をイメージしてみても、植物柄が良いのか、幾何学模様が良いのか、迷ってしまいます。

北欧柄の感じも人気らしいしすてきだけど、無地が無難で飽きもこないのでは…と、
お考えの方も多いですね。

オーダーカーテンならではのボーダー仕様

ところが無地のカーテンと言っても、色や素材の選択肢は山ほどあります。
ブルーが良いと思っていたけれど、濃い目が良いか 明るめにするか。
ピンクが好きだけど、いろいろな色合いがあるのね！とか。

窓全体が無地だと少し物足りないと感じたり、ひとつの色に決められない時は、
オーダーカーテンならではのボーダー仕様にしてしまいましょう。
ファッションでも、最近は「バイカラ－」を良く目にします。

ライトブルー＋チャコールグレーのボトムボーダー事例

今回のお客様は川崎市多摩区の Y 様。

「無地のものでも、切り替えてお仕立てすることで、いろいろバリエーションが広がり
ますよ。」と ご案内したカタログのイメージ写真で一目ぼれされました。

こちらが、フジエテキスタイルの FA6606 のカーテン。

この場合は切替えの部分の長さは、全体の丈の３割程度の割合となっています。

実際にボーダー仕様でお作りした当店のサンプルがあり、Y 様はその生地の風合いも
ご覧になられて、即決されました。

近頃は、住宅の内装にグレー色が多く使われています。
カーテンの色もこれまでのアイボリー、ベージュにとどまらず、グレイッシュも増え
上品な色のミックスされたもの、ざっくりとした中にもキラリと光沢のあるもの、
いろいろなニュアンスのある無地が増えてまいりました。

ご新調なさる予定のソファーのグレー色に合わせ、どの色をどんな割合でミックスするかあれこれご相談しまして、ライトブルー＋チャコールグレーと 決まりました。

今回は、下部の切り替え部分の長さは、全体の２割程度といたしました。

メーカーのカタログより少しチャコールの部分を減らし、重くならないように、
なおかつ大人っぽさを出しました。
隣のシェードとのバランスも考えてサイズを決めています。

シェードも、カーテンに合わせてボトムボーダー（下部切替え）スタイルにすることで
全体の色のトーンを揃えました。

たたみ上げた時も、グレー色が引き締めてシックに感じられます。
こちらは、たたみ上げた際にグレー部分が約7㎝見えるようにと計算しています。

子ども部屋のカーテンもボーダー仕様で

すっかり色の魅力にはまりまして、小学生のお嬢様、おぼっちゃまのお部屋も
それぞれカラフルになりました。

お嬢様が多くの色の中から自分で選んだ３色使いで、元気が出る窓辺です。
それぞれの色の割合は約 3 分の 1 ずつ。

とのお色も好きで、メインが決められなくても大丈夫ですね。

男の子のお部屋は、ブルーの中にバイヤステープでポイントを入れた
自分だけのオリジナルデザインです。
もう少し大きくなって「可愛い」と卒業したくなった時にもほどよいカッコよさ
となりました。

プリント柄に無地のボーダーという組み合わせも良く見られる方法ですが、
お子様のお部屋もこれなら大人になるまで飽きることなくお使いいただけます。

色々な色に合わせて、小物選びもどんどん進みますし、何より元気が出ますよね。

組合せは２色でも、３色でも、色の分量はお好みのままにお作りできます。
左右で色の組合せを変えるのも、オーダーカーテンならではの楽しみですね。

どうぞ ご相談下さいませ。