フィッシュバッハ1819(fisba)

伝統とコンテンポラリーが融合する、クリスチャン・フィッシュバッハのご紹介です。

スイスのファブリックブランド、フィスバ

クリスチャン・フィッシュバッハ。日本ではフィスバと呼ばれ愛されていますが、『マリメッコ』や『ウィリアムモリス』などの有名ブランドとは異なり、インテリア業界でないとご存知でない方も多いかもしれません。しかし、1819年に創業してから現在に至るまで、世界中でファンを喜ばせ続けているスイスのブランドです。
スイスという地は、あまりファブリック・テキスタイルブランドのイメージがないかもしれません。しかし実は、フランスやイタリア、そしてエジプトなどの影響を受けながら、15世紀ほどから織物産業が栄えていました。スイスと聞いてイメージされる白山、緑の濃い山、青い空。クリスチャン・フィッシュバッハは、まさにそのイメージの世界でスタートします。創業者のクリスチャン・フィッシュバッハが16歳のとき、素敵な織物を選び、テキスタイルのマーケットで販売し始めたのが始まりだそう。その後1819年、自身の名前をつけたこのブランドがスタートします。
スイスで長年上質なテキスタイルブランドとして愛されてきたクリスチャン・フィッシュバッハですが、それが世界に出て行くのは1819年から150年もあとになります。
1970年代になり、急速に海外へ進出していくことになるのです。ヨーロッパ近隣国である、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスはもちろん、1971年には日本にも進出を果たします。

日本という地は、ヨーロッパやアメリカのブランドにとって、展開が難しいエリアでした。今でこそ、カーテンは多様化しており、海外からの輸入ブランドへの理解も深いですが、1970年代の日本はまだまだファブリック文化が薄い国。クリスチャン・フィッシュバッハも、他のブランドから『無謀なことを…』と思われながらの進出であったようです。
しかし、美しさ、繊細さなどを併せ持つ美しいクリスチャン・フィッシュバッハのテキスタイルは、日本の心をしっかりとつかみました。そこから30年、カーテン、壁紙、ソファや家具、ベッドまわりのリネン、クッションなど、様々な形でクリスチャン・フィッシュバッハのデザインを見ることができます。
日本に来て30周年を迎えたクリスチャン・フィッシュバッハ。洗練された美しいデザインを、これからも日本に送りつづけてくれるでしょう。

クリスチャン・フィッシュバッハの施工・コーディネート事例

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  フィスバ フローラ (FLORA)で仕立てたハトメカーテンのご紹介