今年の夏は、梅雨明けの早さとともに猛暑、酷暑が長く続いています。
地球の温暖化現象を危惧いたしますが個人ではあまり有効な手だてもなく、
夏バテに気をつける事しかできません。
皆さまも無理をせず、この暑さを乗り切っていただきたいと思います。
遮熱レース・UVカットレース等の機能のあるレースカーテン
ここ数年、人気が高まっているのは 「遮熱レース」「UVカットレース」など強い日射しを遮る機能のあるレースカーテンです。
きれいに透けているレースをお使いの方も、取替えを考える際には、「もう少し日射しを遮れるものに変えてみようかしら」と、迷われますよね。
日射しを遮るからには、やはり生地の密度が細かく、厚めになるので外の景色は見えづらくなり、室内が暗く のっぺりとした圧迫感も出てきます。
そんな遮熱機能のレースですが、色々と種類も増えてきていますので上手に選んでいきたいですね。 実例を少しご紹介したいと思います。
遮熱機能付きレースカーテンの導入・施工事例
川崎市幸区のタワーマンションにご入居される際にE様には、時間帯による強い日射しに対応しつつ 柄を楽しめるレースを、お部屋を使う方それぞれのイメージでお選びいただきました。
ちなみに全ての生地が「防炎品」でもあります。
幾何学のドットが抜けているデザインは、暗くなり過ぎず心地よいリズムを感じます。
ご家族の集うリビングルーム用です。 (川島織物セルコン製)
デザインレースには少しグリーンの色が入っており、シンプルな遮光ドレープ(遮光2級品)のグリーン色にぴったり合っています。
こちらはご寝室ですが、幅の広い窓には大きな花柄がとても映えています。
柄が大きい割には すっきりとしていて、あまりうるささを感じません。
がっちりUVカットしつつ、元気の出る朝を迎えられそうです。 (シンコール製)
ちなみにドレープ(厚地カーテン)も、遮光性の高いもの(遮光2級品)です。
遮光カーテンと言うと、少しくすんだグレーがかった色味が特徴なのですが、近年ではこんなにプリントが鮮やかに映える きれいな白地の物もあります。
作り手の技術力は 日々進行していますね。 (アスワン製)
男性のお部屋はお好きな色のブルーを基調として、シンプルなブルーの遮光ドレープ(遮光2級品)と似合う、大きめの幾何学模様のデザインレース。
暗くならず、フレッシュな明るいカラーが楽しめます。 (リリカラ製)
こちらは少し大きめの植物柄が白の濃淡で入り、大人っぽく感じます。
遮熱レースでステキなデザインと言えば、スミノエが上がりますがこちらも柔らかく優しい風合いの生地で、おすすめのレースです。
今回は遮熱機能を優先に考えて2倍ヒダ仕様でのお仕立てにしましたが、当店のサンプルのようなフラットスタイルでもきれいだと思います。
日射しとともにお向かいの視線を両方解決!ミラーレースの施工事例
さて、こちらは麻生区J様のリビングルームです。
バルコニーに面して6mにもわたる幅の広い窓の一面は、日射しとともにお向かいの視線が少し気になるとのことでした。
この場合に活躍するのが 「ミラーレース」と呼ばれるものです。
生地の裏側(室外側)にブライト糸を使用し、反射させることで室外から屋内を見えにくくさせる効果と、遮熱に対する効果があります。
外から見えにくい割には、中から外のようすが比較的見えますので使いやすいのですが、中にはごわっと固く肌さわりの悪い生地もあります。
そんな中でこちらのシンプルなレースは、掛かった感じもきれいで飽きのこない優しいアイボリー色が当店おすすめの1点です。(アスワン製)
ハンザムの店内には、ミラーレースのサンプルも多数ありますので手触りだけでなく、透け具合などをぜひ見比べてみて下さいね。