こんにちは。スタッフの金子です。
秋になりようやく過ごしやすい気候になってきました。
今年は(今年も?)夏は非常に暑い日が多かったので、今まで何も取付けていなかった窓に新しく何か取付けしたいというご要望が非常に多かったです。
多くのお部屋には、開放感や自然光を取り入れるための天窓や高窓が設置されています。新築時、これらの窓に何も取り付けない選択をする家庭が多いのですが、その結果として、朝の眩しい光や日中の暑さに悩まされることがあります。
川崎市宮前区にお住まいのI様も同様の問題を抱えていました。寝室には天井面に採光窓があり、お引越し後しばらくの間は何も取り付けていない状態で過ごされていました。
しかし、朝の光で早く目が覚めてしまったり、日中の過度な暑さに悩まされるようになり、最終的に当店にご相談いただきました。
傾斜窓・天窓ロールスクリーンの取り付け事例
今回はお打合せの結果、傾斜窓用のロールスクリーンを取り付ける事になりました。
傾斜用のロールスクリーンは、非常に問い合わせが多いのですがメーカーのカタログは見た目が良いように写真を撮っているので、構造がわかりにくくネット上にも、あまり傾斜用ロールスクリーンの画像が少ないので是非ご参考にして頂きたいと思います。
寝室の天井部分に傾斜天井があります。
お取付けの時には、冷房をつけてくださったので下にいる時は涼しいですが天窓付近で作業すると、エアコンがついていてもすぐ滝のような汗が出てきます。
あまりに暑さが過酷なので、夏場は取付け費が割り増しになるお店もあるほどです。
傾斜用のロールスクリーンの操作は
①コード式 ②チェーン式 ③電動の3 種類あります。
チェーン式はチェーンを壁に這わす事ができないので、窓の位置や取り付ける場所によってはチェーンが目立ってしまいます。
電動は、値段が高い事と電源の問題があるので圧倒的にコード式を選ばれる方が多いです。
コード式とは、ロールスクリーンの下部から細いコードを延ばしそれを壁に這わせながら手が届く位置までもってくる仕様を言います。
写真に写っている天井から垂れているコードを、これから壁に這わせていきます。
お客様とお打ち合わせしながら、滑車を使い壁に這わせていきます。
簡単なようですが、意外と難しく、下地を探しながら壁や枠に触れて傷がつかないように考えながら取り付けています。
手の届く位置まで延ばし、グリップを付ければ完成です。
グリップを持ってコードを引くとロールスクリーンの生地が下りてきます。
透明なグリップの上に見えるマッチ箱のような物がストッパーでそこでコードを左右に振るとストッパーが効いて生地が止まります。
ロールスクリーンを開けている状態。
ロールスクリーン下げている状態。
話しを盛っているように思われますが、作業中は熱中症になる位暑かった天窓付近が、生地を下げると途端に嘘のように涼しくなりました。
ロールスクリーンが有るのと無いのでは、全然違う状態になる事をいつも体感し、私自身も感動しています。
お陰様で、ご来店頂いたお客様より 「ブログ読んで来ました。」とか「ブログすごく参考になりました」など、おっしゃって頂く事が多くなりました。
これからも、お客様のお悩みや、問い合わせの多い事柄を中心にわかりやすく書いていきたいと思います。
それでは、また。