こんにちは、スタッフの金子です。
今回は、最近大人気の縦型ブラインドを紹介させて頂きます。
木製ブラインドやロールスクリーンのご要望も もちろん多いのですがこの 1~2 年は、縦型ブラインドを選ばれる方が本当に増えました。
縦型ブラインドが人気の理由と問題点
特にマンションのお客様で縦型ブラインドを選ばれる方の比率が高くなりました。
最近のマンションはリビングの窓が大きく、幅が4~5mあることも多いので、縦方向の生地のラインが大きい窓に映えてスッキリ美しいのも人気の要因です。開閉が横方向なのでバルコニーへの出入りが便利であり、生地の角度を変えて日差しを調整できたり、選べる生地の種類や色の展開も広がっています。
横型のブラインドに比べてほこりが付きにくかったり、カーテンと比べてスッキリ納まるなど、さまざまな長所が挙げられます。
そんな縦型ブラインドですが、問題もあります。窓が4~5mあるということは、縦型ブラインドのレールも同じくらい長いのです。そうなると問題になるのが搬入です。
4m程度になると、まずエレベーターには入りません。玄関の前まで持って上がれたとしても、玄関から窓までが直線でないと搬入できません。
その昔に、横浜の某タワーマンションで業務用のエレベーターでもギリギリ入らず、階段で30階近く持って上がったトラウマがあります。そうなると着いた時には、燃え尽きており、取り付けできる状態ではありません。
2台に分けて作れば良いのですが、1台で作るより値段が高くなったり、操作が両側についたり、レールが2台に分かれているので、生地(ルーバー)を片側に全て寄せることができないなどの問題があります。
マンションの大きな窓に縦型ブラインドを取り付けた事例【川崎市多摩区O様邸】
そこで今回は川崎市多摩区O様邸の事例をご紹介いたします。
O 様のリビングも窓が大きく 4m近くあり、1台での製作ではエレベーターに入りません。
そこでニチベイさんの新仕様「レールジョイント仕様」で製作いたしました。
レールが 2 本に分かれて納品され、現場でジョイントします。
2 本に分かれているので、エレベーターも部屋の中でも搬入が楽です。
まずは片側を取付けて、後から残りを取り付けジョイントします。
レールは分かれていますが、ジョイント部分も生地が重なり、隙間はあきません。
操作のコードは両端につきますが、ルーバーの回転は2台連動しているので、操作ポールは片側だけですみます。2台に分かれているので、写真のように片側だけ閉じて片側だけ開いたりもできます。ただし、ジョイント部分でルーバーの行き来はできないので、2台分のルーバーをどちらかの片側に全て寄せることはできません。
レールジョイント仕様ですと、壁紙や家具などを傷つける心配もなく、搬入も安心です。
また、レールが長いと搬入の際には取り付け職人が2人必要ですが、レールジョイント仕様なら1人で大丈夫なので、取り付け費用もお安くなります。
縦型ブラインドは他にも様々な仕様があり、少しわかりにくい製品ですので、ご検討の際は、詳しくご説明できる専門店で是非ご相談ください。
それでは、また。